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タイトル : 第8の寄港地、チビタベッキア!

停泊場所アマルフィを出航してから、ちょうど12時間後。
5月27日の午前8時に、にっぽん丸はチビタベッキア港へと着岸いたしました。

「チビタベッキア」という地名は日本に馴染みがあまり無いと思いますが、
欧州では「Port of Rome」、または「Rome cruise terminal」と呼ばれ、
ローマに最も近い港として大型客船や国際フェリーが行き交う都市で有名です。

チビタベッキア駅チビタベッキアからローマまでは車、電車ともに1時間程度で着きます。
オプショナルツアーでは、大型バスを借り切ってのゆったりした移動ですが、
私たちは敢えてローカルな電車でローマに向かうことにしました。

「いいの、私たちはもうローマは何回も行ってるから」
とは、私たちが電車に乗るのを見送ってくれたお客様たちの声。
名高いローマよりも未知のチビタベッキアを散策しようという上級者の方々です。

スペイン階段電車に揺られること1時間余り、向かい合うボックス席が旅気分を盛り上げてくれます。
ローマの中心とされるテルミニ駅に到着し、メトロへと乗り換えます。
街をちょうど×印で分けるように走っているメトロでは、
ヴァチカン市国やコロッセオ、ボルゲーゼ美術館やトレヴィの泉など
主要な観光スポットにはほどよくアクセスが出来ます。

写真の場所は、映画「ローマの休日」の舞台として有名なスペイン階段。
階段前の「舟の噴水」は、かつてテヴェレ川が決壊し、
ここまで小舟が水で運ばれたエピソードに由来するのだそうです。

本日のチビタベッキア停泊は、出航時間が20時30分と遅く、
ローマをぐるりと一周見て回ることが出来ました。
寄港地が続きお忙しい中ですが、皆様も少しゆっくり出来たのではないでしょうか。
にっぽん丸はこれからイタリアを離れ、スペインのヴァレンシアへと参ります。

写真・文 : 中村風詩人

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タイトル : 第7の寄港地、アマルフィ!

アマルフィへの通船「サントリーニ島は、本当に素敵な所だったわ」
と多くのお客様から感嘆の声を聞いてから早二日。
にっぽん丸は、イタリアのアマルフィへと入港いたしました。

同名の映画が公開されてから、なおいっそう憧憬の的となっている街。
「アマルフィ」というその響きだけでも、どこか心を掻き立てられる思いがします。

アマルフィ海岸アマルフィはナポリの南50キロほどの所に位置する港街。
その一帯を取り巻くティレニア海と呼ばれる海岸線は、
「世界一美しい海」と称されるほどの魅力を持っています。

麓のマリーナから高台のレモン畑まで続く白い町並み。
とりわけ海からの光景がもっとも美しいとされており、
停泊中の7階デッキからの眺めは息を飲むものでした。

さよならアマルフィ「イッツ マイ レモン。イッツ マイ レモン」
ジェラート屋でリモーネ(レモン)を頼むと店主が仕切りに言ってきました。
「イッツ マイ レモン。イッツ マイ レモン」
酒屋でリモンチェッロ(レモン酒)を頼むと店主が仕切りに言ってきました。

街の高地に見えるレモン畑から、坂下まで人の手と足で大切に運ばれてきたのですね。
普段はお土産を買わない方も、地産地消を思って財布の紐がゆるんだよう。
帰り道、両手に土産袋を抱えたお客様を今までよりも多く目にしました。

皆様、満足のいくアマルフィ土産はお買い求め頂けましたでしょうか。
ゆっくりと遠ざかる町並みを見ながら、アマルフィの山には日が沈んでいきます。
にっぽん丸は、明日イタリアのチビタベッキアへと入港いたします。
本日はゆっくりとお休みくださいませ。

写真・文 : 中村風詩人

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タイトル : みんなで歌おう思い出の歌とハーモニカ

ピアノとフルート城所潔さんは、船内イベントの「ハーモニカの集い」に毎回出席されています。
教室を覗きに行くと、お客様に邪魔にならないよう後方の席で、いつも人一倍熱心に練習している姿を見かけます。
通い詰めたからか、生徒として来ているお客様とも打ち解けて、ハーモニカの集いはとてもいいムードです。

「ピアノとハーモニカを合わせたイベントを、何か実現出来ないでしょうか」
と、生徒さんからリクエストを受けたのがこの“みんなで歌おう思い出の歌とハーモニカ”企画の発端。
にっぽん丸としても初の試みとなる企画でしたが、お客様のリクエストを頂き、どうにか実現の運びとなりました。

ピアニスト城所潔さん曲目はハーモニカの集いでおなじみ、「うみ」や「りんごの歌」、「仰げば尊し」などです。
皆様も練習の甲斐あって、とても慣れた手つきでハーモニカ演奏をされていました。
中にはご自身のフルートやオカリナを持参し、セッションして頂いた方もお見受けしました。

とうとう終わりのお時間がやってきました。メインショーさながらのアンコールに応えてもう一曲。
それでも止まない拍手を聞きながら「それでは最後は私が”蛍の光”を演奏しますから皆様あわせてご退場ください。」
そんな城所潔さんのご提案に涙を飲んでの閉幕。城所潔さんの優しいお人柄がにじみ出るような暖かい企画となりました。
城所潔さん、本当にありがとうございました!

写真・文 : 中村風詩人

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タイトル : かいやま由起メインショー

かいやま由起さんと城所潔さんperformer
かいやま由起(vocal)
城所潔(piano)

ケープタウンからご乗船いただきました、かいやま由起さんと城所潔さんですが、
その前から「素晴らしいエンターテイナーさんが乗ってこられる」と、私も噂に聞いておりました。
そしてメインショーが始まり、一曲目を聞いてすぐにその噂は本当だったことを気づかせてくれました。

かいやま由起さんの語りかけてくるような歌声は、聞いていてとても心地が良いのです。
花にたとえるならバラのようなロマンティックな美声、会場全体がその香りを楽しむように、
目をつぶり、穏やかな音色に揺られて首でリズムをとっていました。

ピアニスト城所潔さんピアノにお招きしたのは同じくケープタウンからご乗船頂いた城所潔さん。
いつも優しい表情でピアノを撫でるように弾いているお姿が印象的です。
繊細な高音と安定感のある低音。城所潔さんの柔らかい手つきがかいやま由起さんの歌声と調和しています。

かいやま由起さん「聞いてください、エディット・ピアフ”愛の賛歌”」
かいやま由起さんがそう言った瞬間、会場全体から確かに
「おおぉ」というざわめきが起きたのがわかりました。

手拍子に合わせたリズミカルなもの、笑いを誘うようなパフォーマンスもありましたが
やはりピアフのような曲にのせると、会場全員が誘い込まれるように、
このロマンティックな雰囲気に包まれたのが分かります。
覚めてほしくない夢のような歌声、この美しいひとときが終わらないようにと願いながら目を閉じます。

写真・文 : 中村風詩人

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タイトル : サントリーニ島を見ながら贅沢デッキランチ

デッキランチ本日はサントリーニ島への寄港に伴い、今航海はじめてのデッキランチが開催されました。
7階スポーツデッキ、リドテラスを使い、室内外を選んで食べられるビュッフェ形式。
当日の外気温は24度、カラッとした好天に恵まれ、屋外のデッキを選んで食べる方も多く見受けられました。

デッキでランチバックに見えるサントリーニ島は、ギリシャでも有数の火山島。
弓を引いたような三日月形の地形、表面のごつごつした岩肌は、幾度もの噴火が生んだ珍しい地形です。
なんでも紀元前1500年頃の大きな噴火を機に、この形に落ち着いたとか。

サントリーニ島は、キクラデス諸島のひとつに属しており、5つの島々がすぐ周りに見て取れます。
湾内のような海上の停泊は、360度に陸が見えるにっぽん丸からは久しぶりの景観となりました。
その珍しい機会にデッキでランチを頂くのは何とも贅沢なひとときですね。

食事デッキランチというと手軽な響きですが、
20種類以上の食事と10種類以上のデザート、フルーツのビュッフェはかなりのボリュームです。
料理は和牛フィレステーキやローストチキン、鰻の蒲焼きやソバなどの日本食もご用意しています。
デザートも負けずに4種類のケーキ、焼き菓子、ジュレなどから、フルーツにはドリアンやスイカなどもあるほどです。

お客様の中には「スペインで食べたパエリアより美味しい!」と絶賛してくださるお声も頂きました。
海外スタイルの料理を日本人の口にあう味付けで、何より安心した素材を食べられるのも嬉しいですね。
憧れのサントリーニ島を見ながら頂くデッキランチ、皆様の旅の思い出づくりにご協力出来ましたでしょうか。

写真・文 : 中村風詩人

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タイトル : 第6の寄港地、サントリーニ島!

停泊風景昨日のピレウスに続いて、今航2回目の寄港となるギリシア。
青と白の町並みで有名なサントリーニ島にやって参りました。

到着時間は現地時間午前7時。
停泊場所に来ると、ちょうど山並みから朝日が顔を出して出迎えてくれました。
サントリーニ島には空港もありますが、やはり船で来ると味があります。

通船島のメインシティにあたるフィラに入港しましたが、
港の大きさから、本日は沖合に停泊して通船により上陸をいたします。
今航海はじめての通船上陸とあってか、お客様も少し緊張気味。

「イアの町並みとワイン博物館半日観光」、「フィラの街とプロフィティス山半日観光半日観光」
それぞれのツアーを送り出し、スタッフは少し遅めの通船で上陸を行います。
70名ほどが乗船できるテンダーボートは、自家用クルーザーさながらの乗り心地です。

ヴォンヴォヤージュダンス楽しい時間はいつの間にかに過ぎてしまうもの。
青と白のイメージに恥じない、想像以上に美しい町並。
海の神様ポセイドンに微笑まれ、本日も晴天に恵まれた寄港地でした。

写真・文 : 中村風詩人

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タイトル : 山形由美フルートコンサート

演奏風景performer
山形由美(フルート)
芦川真理子(ピアノ)

本日のメインショーは、山形由美フルートコンサートです。
山形由美さんは、1986年のデビュー以来、ソロ公演、オーケストラ共演などを重ね、
現在、名実ともに日本を代表するフルーティストとして活躍されています。

今航でパートナーをつとめる芦川真理子さんは、
ドイツ在住のピアニストとして精力的に活動中。
今回もドイツからラスパルマスの方に直接お越し頂きご乗船となりました。

フルーティスト山形由美今回のメインショーでは山形由美さん思い出の一曲”ヴェニスの愛”をご披露くださいました。
5年前に、ご自身でCDの企画自体をプロデュースされたそう。
何でもイタリアの教会で演奏会を行い、その場で収録し、発売に至った音楽とのことです。
(作曲家:マルチェッロ)

「思い出すと今でもヴェニスの風景が鮮やかによみがえります。」
当時を振り返りながら山形由美さんが語る思い。
水の都で生まれた曲を、水の上で奏でて頂くのはなんとも贅沢ですね。

今回のメインショーも、演奏中は教会さながらの荘厳な雰囲気に包まれます。
その後、クラシックの名曲やフルートの代表的なレパートリーを続けて演奏頂きました。

山形さんと芦川さん2回目のメインショーにご出演いただいた日には、
にっぽん丸は大西洋から地中海へと入って参りました。
穏やかなうねりでわずかに揺れる船内、ここドルフィンホールでも小さな波の動きを感じます。

暗くシックにまとめられた照明が醸すムーディなひととき。
聞こえてくるフルートの繊細で透き通った音色、柔らかいピアノの旋律。
揺りかごで聞いた子守歌を思い出すように耳を澄まします。

ヨーロッパの夕暮れは遅く、今日はメインショーの終わりと共にあたりが暗くなりました。
「演奏終了後に見えたシチリアの街の灯が心に残りました」と語るお二人。
おかげさまで今夜は、本当に良い眠りに誘われる気がします。
山形由美さん、芦川真理子さん、ありがとうございました!

写真・文 : 中村風詩人

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タイトル : アテネといえば、アクロポリス遺跡

パルテノン遠景「遺跡」というと歴史ある建物の跡地ですが、
ひとえに言っても、そこには神殿、劇場、音楽堂など様々なものがあります。
今回訪れたアクロポリスは「高い丘の上の都市」という意味で、
この丘のうえ一帯が大きな都市だったことを思わせる所が随所にありました。

パルテノン近景玄関に位置するブーレの門は3世紀に建てられた防衛線、
まもなく見えてくるプロピレアは、絵画や奉納品を保管していた保管庫、
そしてその先にあるのがお待ちかねのパルテノン神殿です。

ここは古代アテネの栄光を象徴している神殿で、歴史は古く2500年を数えます。
それでも建築素材の大理石に冷厳な感じはなく、どこか暖かみさえあるのは数多の人々が信仰してきたからでしょうか。
当時から芸術も盛んで、彫刻像やレリーフは至る所に施されていおり、
神殿全体がひとつの芸術作品として鎮座しているようでした。

リカヴィトスへの階段パルテノン神殿を見下ろす高台に位置するのは、アテネのシンボルとも言えるリカヴィトスの丘です。
そこから数百段はある石段を少しずつ下ってゆくのですが、初夏の香り漂う小道は歩いていても疲れを感じません。
こうして歩いてみると、アテネは歴史を持ちながらも近代建築と自然が調和しているとても住みやすそうな街でした。

写真・文 : 中村風詩人

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タイトル : 第5の寄港地、ピレウス!

にっぽん丸ピレウス港にてラスパルマスから6日間の航海を終え、ピレウスへと参りました。
久しぶりに陸地が見えると、胸の中で小さな安心感を覚えます。
周りに何も見えないほどの大海原は、雄大な自由を謳歌できますが、
他にも人が生活し、街の光があることを時々確認したくなるのです。

大量のスーツケースと、落ち着いたのも束の間。出迎えてくれたのはスーツケースの山。
ピレウスはギリシアの首都アテネから車で20分程度の港街。
にっぽん丸のような国際船が寄港するように、ギリシア第一の海の玄関口として有名なのです。

エーゲ海クルーズや、近郊島への高速船、有名なミコノス島やサントリーニ島へのアクセスも全てまかなうほど。
外国航路も多く、私も以前この港からイタリアのアンコーナ港までクルージングをしたことがあります。
それにしてもこれほどスーツケースがありながら間違えがないとは、ピレウス港は中々あなどれません。

大量の船と、今度は海側に向き直ると、目に入ってきたのは船の山。
今まではほとんどすれ違う船さえ少なかったのですが・・・。
これほど航行しているところを次に目にするのはいつになるでしょうか。

本日はオーバーランドツアーに行かれたお客様がご無事に帰船し、
区間乗船のお客様、新しいスタッフもお迎えして、船内がいっそう賑やかになりました。
これから寄港地が続きますので皆様どうぞご無理のなさいませんようお楽しみくださいませ!

写真・文 : 中村風詩人

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タイトル : にっぽん丸美術アカデミー!

採点本日はスタッフがお贈りする美術イベント。
その名も「にっぽん丸美術アカデミー」です。

水彩画講師のマツモトヨーコ先生を学長にお迎えし、
学生(スタッフ)は、ロイヤルブルーチームとオレンジチームに分かれて
その画才をチーム対抗で争うという企画。

お客様には勝敗を予想し、ご一緒に楽しんで頂きます。
さっそく第一のお題「大仏」の判定や如何に。
まずは、オレンジチームが一歩リードを進めました。

司会進行最終決戦は伝言ゲームのように3人が同じお題について描きます。
「ソシアルダンスをしている男女」という難題に学生は四苦八苦。
あっという間に過ぎてしまう60秒間、最後までお題は伝わるでしょうか。

司会進行を勤めるのは、マジシャンのカズ・カタヤマ。
ストップウォッチとマイクを手に学生を激励します。
ご心配なく、時計にはタネも仕掛けもありません。

結果発表「優勝は、オレンジチーム!」
伝言リレーの得点は2倍、さらに点差を付け圧勝となりました。
オレンジチーム側を応援して頂いたお客様にはカジノプレイ券が配られます。

最後にアカデミー生一同で記念写真。
ところでマツモト学長、実際のところ絵心のほどはいかがでしたのでしょうか!?
将来のにっぽん丸画家が輩出されることを祈りつつ・・・。

写真・文 : 中村風詩人

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